沖縄からの訪問者

2010 年 6 月 16 日 | カテゴリー: その他

数週間前の話になるのだが、沖縄にいる知人が私を訪ねて来た。正確にはツアーでヨーロッパまでやって来て、そのついでに会いましょう、というもの。

事前に集合の場所や方法などの打ち合わせをしていたのだが、はやり最初に合流する時が一番緊張した。これで会えなかったら多分最後まで会えないだろう、と考えているからだった。実際には特に問題などが発生する事無く合流することができた。こういう時に GPS と連動した iPhone の地図機能は偉大だと思う。

私も一日だけツアー客に加えてもらい観光を行った。真面目に観光したのは (ここにきて半年以上経つけれど) これが初めてなのではないだろうか。まぁ住んでいるのだから、そこまで急いで観光しようという気にもならないし、第一一人で観光するのも何か寂しいものを感じてしまう。

観光そのものは特に変わった事もなかった。ガイドの人は日本語を話す人だったのだが (生まれは日本らしいのだが、もはやそれだけでは日本人と言えない時代である)、話の内容がかなり面白い。今でも覚えている話には、

 - ウィーンの街中には公営カジノがあるが、オーストリア人がここで遊ぼうとすると、年間所得からどれだけ遊んで良いという上限が設けられるらしい。外国人に対してはそういう配慮は一切無し (当たり前だと思うけれど)。そしてそこで落とされたお金がオペラの上映費に充てられるらしい。
 - Schönbrunn 宮殿では舞踏会が開催されていたが、昔は電気も無かったので光は全てロウソクだった。しかしススが出るロウソクは使えない。そこでハチミツのロウソクを使っていたらしいのだが、これがものすごく高い。舞踏会の売り上げの半分ぐらいがこのロウソク代で無くなったらしい。
 - Sisi の愛称で親しまれている (というか、ウィーンの街中ではよく目にする) エリーザベト皇后だが、ウィーンでの生活には全然慣れなかったらしい。今で言う拒食症の様な症状になっていたとかなんとか。最終的にアナーキストに刺されて死ぬのだが、痛みを感じる事ができなくなっていたらしく、刺されたのが死因ではなく、そこからの出血多量が死因。
 - 実は今でも Schönbrunn 宮殿に住んでいる人はいる。文化財なので状態を保たなければならないのだが、それをするには人が中に住むのが一番良い。しかし燃えやすい素材でできているので、毎年何度かボヤ騒ぎがあり、その度に消防がやって来るらしい。ちなみに Schönbrunn のガイドは、ボヤ騒ぎが起こったときに、何も言わずに客を外に誘導することになっているらしい。

勿論ガイドの話は面白かったのだが、私がそれ以上に面白いと感じたのが、沖縄から来ている人たちの言葉だった。一言で言ってしまえば理解できないのだ。

私はもともと沖縄方言が話せる人間ではないのだが、沖縄にいた頃に付き合っていた人たちもどちらかと言うと標準語を話す人が多かったと思う。それにしても他の人たちが話をしているのを聞いて殆ど全くその内容を理解する事ができないというのには自分でも驚いた。

短い滞在だったのだが、知人は沖縄に帰っていった。次に会うのは私が沖縄に遊びに行く時だろうか。

  1. riesenmaus
    2010 年 6 月 18 日 15:10

    iPhoneのGPS機能、周りで使っている人を見たことないのですよ。でも、随分便利そう。
    地図を読み間違うことはあまり無いと思っていたのですが、東京では、地下鉄出口を出たあと、どちらに進むべきなのか分からなくなることがたびたび・・・。

  2. 2010 年 6 月 18 日 16:22

    iPhone に限らず、GPS って例えば地下や建物の中では使えなかったりと、結構制限もあるのですが、通常住所が分かっている場所を探すのであればかなり力強いと思います。最近は住所をメールで教えてもらっただけで、事前に地図を見る事無く iPhone を見ながら目的地にたどり着く事が多くなりました。

    iPhone ならコンパス機能も搭載されていて地図と連動させる事もできますよ ;-)

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