ブラジルの旅1 – Iguaçu 編

2010 年 3 月 27 日 | カテゴリー: その他

以前のエントリでも書いた通り、去年の9月にブラジルに親戚 (もう1族と言っても良いかもしれないが) がいることが分かり、その後ブラジル行きが決定したりしていた。この度2週間の休暇を取って現地まで行って来たので、まだ記憶が新鮮なうちに色々と書いておこうと思う。

# 本当は iPhone などを現地に持って行ってその場で記録した方が良いのだろうが、今回はデジタルカメラ1つだけを持っての旅行だった。それはそれで良かったと思う。

まずはブラジル国内に入らなければならないのだが、準備中にあちらの人からメールが入る。「空港のどこにいるの?」。以前フライトのスケジュールに関するメールを調べてみると、日付を1日間違えていた。ごめんなさい!ちょっとしたパニックになるのだが、焦っても仕方が無い。

気を取り直して空港に行く。色々含めて合計すると18時間ぐらいのフライト (空港で待たなければならないのも含めてヨーロッパからサンパウロまでだと12時間+アルファというところだろうか)。到着したのは朝の5時前。特に問題なく合流してサンパウロ市内へ向かう。会話は日本語と英語のミックス。

お世話になる家に到着して、とりあえずシャワーを浴びる。気温は暖かく、Tシャツだけでも普通に生活することができる。これだけでも同僚に羨ましがられるんだろうなぁ、と想像する (確かウィーンではまだ雪が降っていたはずだ)。昨日行われた私の歓迎パーティー (ただし主賓は諸事情により参加できず) の写真を見せられる。楽しそうだ〜。

少し時間もあるので、サンパウロ市内を散歩してみることにする。朝も早かったのでまだ店も開いていなかったのだが、よくよく見てみると路上で眠っている人もいる。こういうところで (個人的には) この国の懐の広さを知った様な気分になる。街は全体的にゴミゴミしている感じだが、そこまで危険というほどでも無かった (少なくともそうは感じなかった。最低限身の回りに注意していれば良いと言う感じ)。

その後、(数時間前に来た) 空港へ。このままヨーロッパに帰るのでは勿論無く、ブラジル西部にある Iguaçu という滝を見る旅に出発する。移動は当然の様に飛行機。鉄道も発達していないし、車で移動するとなるとそれだけで数日間かかってしまう様な距離なので、飛行機がその手段になる。後で聞いた話だと、親戚の一人は月曜日にオフィスがある街に飛行機で移動し、金曜日には実家に (飛行機で) 帰ってくるらしい。日本でも… あり得るのか?

空港に到着すると、早速ガイドの人が出迎えてくれた。この辺はしっかり仕事をしている印象を受ける。そのまま目的地である Iguaçu の滝に車で移動する。Iguaçu は、例えて言うならばナイアガラの滝以上の規模の滝で、ブラジルとアルゼンチンの国境線上にある。ちなみにインディアンの言葉で「大きな水」という意味になるらしい。滝がある場所は国立公園になっており、まずはそこの入場チケットを購入して中に入ることになる。

まずは歩いて移動するコースを取り、滝の近くまで移動する。私はそこまで観光を楽しむ人間ではないのだが (個人的には、(例えばローマにあるアッピアス街道など) 興味のあるもの (だけ?) を実際に見に行くか、誰かとその場所に行き、意見などを交換するのが楽しかったりする)、この滝のスケールには驚いた。まだナイアガラの滝は見たことが無いが、両方見た人に言わせると「こっちの方が良い」そうだ。

滝をたっぷりと堪能した後は、ガイドの人につれられて何故か現地の石を売っているお土産屋さんへ。勿論そこで何かを買う気はなかったのだが (と言うか、持って行く人がいない..)、そこの店員さんと仲良くなってしまい、かなり長い間話し込んでしまう。多分2時間ぐらいは話していた様な気がする (長過ぎ!?)。

ブラジルの初日から色々あったが、そのままホテルに帰って就寝 (実際にはこの日でヘリコプターに乗ることができないか調べてみたのだが、わずかな時間の差で営業時間が終了していた)。ホテルも市内にあるもので、結構しっかりしたものだ。これだけでもここにいる親戚の社会的な成功の度合いを感じることができた (後で聞いた話だが、本当は5星ホテルに泊まろうとしたらしいが、カンファレンスがあったので予約ができなかったとのこと。(私は) そこまでする必要ないのに〜)。

どうでも良いが、ホテルの部屋はダブルベッド仕様だった。(当然?) 一人で寝る。

2日目は朝から再度国立公園へ。最初は動物園に行き、それからヘリコプターに乗るという予定だったのだが、動物園前の混み具合を見て、「まずはヘリから」という話になる。その場でチケットを購入して、滝をヘリから見下ろす形で観光する。

ヘリから戻った後に、(主に鳥に関する) 動物園に入る。フラミンゴなどを身近に見ることができるのだが、遠い昔に図鑑で読んだ中でしか見たことが無い鳥だったので個人的には多いに興奮する。サービス旺盛(?)なこの動物園では、インコを腕に載せたり、蛇を首にまわしたりする事のできるサービスがあるのだが、残念ながら蛇は休眠中だった。

その後国立公園の中にある、上流から滝を一望 (と言っても、大きすぎるのですべてを見ることはできないのだが) することができるレストランで食事をする。ブラジルの料理と言う、牛の尻尾を食す。牛肉の味がするのだが、非常に柔らかい上に、ソースの味もしみ込んでいて美味しかった!

昼食を終えた後は、この日のメインイベントの1つであるボートによる川登 (と川下り) に挑戦する。まずはジャングルの中をジープと徒歩で船着き場まで移動する。色々と説明がなされるのだが、残念ながら全てポルトガル語。船着き場では、濡れて困るものはそこに預けて船に乗る (私は靴と靴下をそこに置いた)。上りは普通にモーター付きボートに乗るだけで良いのだが、下りはオールを使って船着き場まで移動することにする。Rafting と言うらしいが、初めての経験だった。こういうイベントを計画していることは事前に知らされていたので、私の持っているデジタルカメラ専用の防水ケースを買って持って来ていた (ちなみにこのケースは将来スキューバダイビングで使用するために、いつか買おうと考えていたもの)。モーター付きのボートで滝の真下まで行くのだが、思った以上の水量だった。最初は雨の様な感覚なのだが、次第に目や耳を塞がなければならない様な水量になる。ちなみにボートの運転をしていた人は慣れたもので、普通の雨ならば耐えられる程度の雨合羽に、こちらも完全防水のケースに入ったビデオをまわしていた。映像は撮れたものの、実際に見てみるとケースの外側についた水滴であまり分からない…。

これでその日の国立公園の予定は全て終わったのだが、それからチョコレートがあるお土産屋さんへ移動する。例によってここでも店員さんと色々話をするのだが、こちらは英語を理解する人が比較的少ないので苦労した。もはや後の祭りなのだが、こういう時に「現地の簡単なやり取りの学習をやっておけば..」と思う。

なんとか意志の疎通を行った後、チョコレートを購入し、ホテルに戻る。ホテルには Laundry Service があり、その日の朝に出しておいた洗濯物が、既に乾燥までされて部屋に置かれていた。普段こういうサービスのあるホテルには泊まらないので少し感動 (正確には色々と感動)。夜はディナーショーを見に行くということで、ホテルの近くにあるレストラン (と言うのには規模が大きいのだが) に移動する。

ディナーショーは2時間あり、更にそれまで身体を酷使 (と言う程でもないかも知れないが) していたこともあり、途中で寝てしまわないか不安だったのだが、そんなのは杞憂で非常に面白いものだった。色々面白い出し物 (主に南米にある音楽や踊りなど) を見せられて、気がついたらもう終わる時間になっていた。個人的には (私自身が現在ダンスを習っているので) タンゴが良かった。私もいつかあんな風に踊れる様に… なりたいのか!?

ディナーショーが終わった後はそのままホテルに戻り就寝。疲れすぎていたせいか夢を見た記憶は無い。

3日目の Iguaçu は、発電所に行くことから始まる。発電所と言っても火力発電所ではなく (余談だがブラジルには原子力発電所が無いそうだ)、(発電量では) 世界最大の水力発電書。パラグアイとブラジルの合同で作成したらしいが、作ってみるとパラグアイ国内の電力はこれで殆ど全て補うことができてしまったというものらしい。スケールの大きさにただただ驚くばかり。

ちなみに一緒に発電所 (兼ダム) を見学していた人たちに日本人の方々がいた。遠いようで結構日本人を見かけるなぁ、と思ったのは、そこが観光地だからというのもあるだろうが、私が予想していたよりも多くの日本人がこの地を訪れていた。

パラグアイとブラジルの国境線上に作られた発電所の後は、アルゼンチンに入り、そこから滝を見てみることにする。ちなみに上の動画で国境を越えた時には、まだアルゼンチンの入管は超えておらず、その後私のパスポートにアルゼンチンのスタンプが押されることになった。アルゼンチン側には「悪魔の喉」と呼ばれる滝の口があるらしい。聞いた話では、そこから3人程が飛び降りたらしいが、死体は見つかっていないのだとか。

本当はこの他にもブラジルとアルゼンチン、そしてパラグアイの国境線になっている河を見に行く予定だったのだが、空港までの移動時間とフライトの予定自国を考えて断念。また来れば良いだろうと考えることにする。

またしても国内線の飛行機に乗り Iguaçu を去る。次の行き先はサンパウロではなく、リオデジャネイロ。

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